ホンダが衝突実験で「安全性」を証明・・・

日本車は鋼板が薄く、安全性に劣る――。中国人のこうした誤解を解くべく、ホンダは２日、栃木県内でアコードとＣＲ－Ｖを使っての衝突実験を行った。北京晨報は８日、「ホンダはわざわざ中国からアコードとＣＲ－Ｖを栃木に運び、自動車同士を正面衝突させた」と伝えた。

　記事は、実験が時速５０キロメートルのスピードで衝突したという設定で行われたことを紹介。実験場には衝突による大きな衝撃音が響き、アコードと ＣＲ－Ｖはフロント部分が大きく損傷したとする一方、エンジン部分の構造は原型を保ち、さらに４つのドアは事故後も簡単に開閉することができたと紹介し た。

　また、車内空間も何ら問題が見られず、エアバッグも完全に開いていたと伝え、「自動車に載せられていた人形はまったく損傷を受けていなかった」と報じた。

　続けて、本田技術研究所の関係者の声として、「実験は成功であり、事故後もドアが簡単に開閉できることから、車内の人は自分で車を降りることができる」とした。

　さらに、今回の衝突実験について「Ｓａｆｅｔｙ　ｆｏｒ　Ｅｖｅｒｙｏｎｅというホンダの安全に対する理念を再現するものだった」と紹介。「ホンダは自 動車内にいる人だけでなく、自転車に乗っている人や歩行者など交通にかかわるすべての人の安全を考慮している」、「交通事故のない社会を実現することがホ ンダの究極の目標」などと伝え、「日本車は鋼板が薄く、安全性に劣る」という話はあくまでも中国人の誤解であり、実際には日本車の安全性は高いことを伝え た。タオバオ代行